「バレーボールをする際、バスケットボールシューズ(バッシュ)を履くのはアリ?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
シューズの種類がさまざまあるなかで、どのシューズを選ぶかはパフォーマンスに大きく影響します。
本記事では、バレーボールシューズとバッシュの違いや、バレーボールにおけるバッシュ使用のメリット・デメリットを解説していきます。
バレーボールシューズとバッシュの基本的な違い

バレーボールとバスケットボールは、どちらもコート上で行うスポーツですが、求められる動きやプレースタイルは大きく異なります。
そのため、シューズの設計や機能など、異なる点を押さえておきましょう。
バレーボールシューズは、主に前後の移動やジャンプをサポートするために設計されています。
特に、軽量でクッション性に優れた素材が使用され、足をしっかり支えるアッパー部分が特徴です。
一方、バスケットボールシューズは、横の動きや急停止・加速を支えるために設計されており、頑丈な作りと高いクッション性が求められます。
また、バスケットボールシューズは、足首のサポートのため、ハイカットのモノが多いのも特徴です。
バレーボールでバスケットシューズを履くメリット

バレーボールにおいてバスケットボールシューズを履くことには、いくつかのメリットがあります。
- 足首のサポート
- 高いクッション性
- グリップ力の向上
1つずつ見ていきましょう。
足首のサポート
バスケットボールシューズは、一般的に足首をしっかりとサポートするデザインが採用されています。
バレーボールにおけるジャンプや急な動きに対する安定性が向上し、足首をひねるリスクが軽減できます。
高いクッション性
バスケットボールシューズはクッション性が高く、ジャンプ時の衝撃を吸収する能力に優れています。
バレーボールもジャンプが多いスポーツであるため、このクッション性は非常に重要です。
足への負担を軽減し、長時間のプレーでも疲れにくくなります。
グリップ力の向上
バスケットボールシューズはコート上での急な動きに対応するために、滑りにくいソールが設計されています。
このため、バレーボールでもしっかりとしたグリップ力を発揮し、安定したプレーが可能です。
バレーボールでバスケットシューズを履くデメリット

一方で、バレーボールでバスケットボールシューズを履くことにはデメリットも存在します。
重さと通気性の問題
バスケットボールシューズは、頑丈であるがゆえに重くなることがあります。
バレーボールでは軽快な動きが求められるため、重さがデメリットとなる可能性も。
また、モデルによっては通気性が劣る場合があり、長時間のプレーで足が蒸れやすくなることもあります。
フィット感の違い
バスケットボールシューズは特に外側のサポートが強化されていますが、バレーボールには特に前方への動きが多いため、フィット感に違和感を覚えることがあります。
自分の足に合ったシューズを選ぶことが重要です。
スポーツ特性に特化していない可能性
バスケットボールシューズはバスケットボール専用に設計されていますので、バレーボール特有の動きに対して最適化されているわけではありません。
バレーボール専用シューズの方が、専門的な設計によりパフォーマンスが向上する可能性が大いにあります。
シューズの選び方

自分に合ったシューズを選ぶことは、パフォーマンスを最大限に引き出すために非常に重要です。
- プレースタイル
- 足のサイズや形状
この2つのポイントを参考に、シューズ選びを行いましょう。
プレースタイルを考慮する
自分のプレースタイルに合わせてシューズを選ぶことが大切です。
ジャンプが多い選手はクッション性が重要ですし、サイドステップが多い選手はグリップ力が求められます。
足のサイズや形状を確認する
自分の足に合ったサイズや形状のシューズを選ぶことで、快適なプレーが可能になります。
特に、バスケットボールシューズは足首をしっかりと包み込む設計になっているため、フィット感を確認することが重要です。
まとめ
バレーボールでバスケットボールシューズを履くことには、足首のサポートや高いクッション性、グリップ力などのメリットがあります。
一方で重さや通気性、フィット感の問題などのデメリットも存在することを忘れてはいけません。
自分のプレースタイルや足の形状に応じて、最適なシューズを選ぶことが、バレーボールでのパフォーマンス向上に繋がります。
シューズ選びは、スポーツを楽しむための重要な要素ですので、慎重に選びましょう。